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並外れて見事なボージョレー・ヌーボーの2009年

2009.10.05 Monday

並外れて見事なボージョレーの2009年:数量は少ないが、完璧な品質
ボージョレーでは2週間ほど前に収穫が始まり、すでに2009年ヴィンテージの最初の姿が現れ始めている。リヨンからマコンまでの間の12のクリュのAOCのアロマや味わいについて品質的な評価を行なうためには、まだ数週間が必要だが、今の段階から、新しいヴィンテージの並外れた可能性を評価することができる。
まずは外観である。プレス機から出てきたばかりの果汁は、すでに濃い、見事な色合いを見せている。ボージョレーワイン委員会テクニカル・ディレクター兼ぶどう・ワイン研究所のジャン・リュック・ベルジェールによると、素晴らしい外観を与えるための条件が揃っていたという。完璧な衛生状態、果皮が厚い小さな果実、少ない収穫量、早い収穫、昼夜の気温差などである。
「2005年を除けば、このように美しい色合いであったのは1976年までさかのぼらなければなりません」という。「2009年のボージョレー・ヌーヴォーは、濃い赤い色、ブルーベリー、あるいはそれ以上の色合いとなるでしょう」。
発酵が始まったカーヴでは、最初の果汁が、小さな赤い果実が主体の、とても複雑なアロマを放っている。ボージョレーの品種であるガメイに典型的な、キイチゴやカシスのニュアンスは約束されており、豊かで心地よい多彩なアロマを見せてくれるであろう。
味わいの面でも、とても品質が良い。上質のタンニンはきちんと存在し(2005年と同レベル)、ワインに程よいストラクチュアと程よい長さの余韻を与えている。余韻はとてもバランスが良い。肉付きがしっかりとしていて、力強い。
それでいて果実味と、他に類のない爽やかさを維持し、豊かである。色合い、果実味、力強さ、まれにしか達成することのできない完璧なバランスは、高品質のヴィンテージを生み出すべきものである。
収穫は8月27日に始まり、9月一杯にわたる予定である。天候条件がとてもよかったので、ぶどう樹の衛生状態は健全で、規則的に成熟がすすんだ。生産者はこのため、穏やかに収穫の開始を待つことができた。最も晩熟の区画では、9月25日頃に収穫が終わる見込みである。

数量的には、2009年の収穫量は、すべての区画でやや少なめである。現在のところ、例年の収穫量が100万hlに対し、今年は80万hl前後と予想されている。
好天候も加わり、この少ない収穫量は高品質の証となっている、関係者は「歴史的なヴィンテージのための条件が揃っている」と述べている。
週を追うごとに2009年の姿が明らかになっていくが、2009年は、見事な品質で名声のある「9」のつくヴィンテージの先例に倣うものとなろう。この新しいヴィンテージが、ボージョレーの偉大な年の一つとなることは、疑いようもない。
(ボージョレーワイン委員会、9/7付けプレスリリース)


店長のコメント
 今年は、円高の恩恵を受け、価格もだいぶ手頃になっている。
当店でも、1450円から、御案内している。
 そして、上記のボージョレーワイン委員会からの報告で、とても期待の出来るボジョレーに仕上がっているようだ。
 偉大な年になるようだが、いろいろな要素が組み合わさり、良質なワインが出来る。その中でも、やはり、「例年の収穫量が100万hlに対し、今年は80万hl前後と予想されている。」がポイントだと思う。
こんなことは、景気が回復したら、ありえない話でしょうね。
そう考えると、今年は、無理してでも飲む価値はあるかもしれない。

posted by: yamanoya店長 | フランスワイン | 22:31 | comments(0) | - |

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